2022年7月19日 2:26 pm
暑さが厳しくなる中、6月から立て続けにウエルシュ菌による食中毒のニュースが入ってきます。 ウエルシュ菌は、一度に大量の調理する給食施設で発生することから“給食病”とも呼ばれています。今回は、改めてウエルシュ菌食中毒について復習します。 ■ウエルシュ菌の特徴は? ウエルシュ菌は、魚肉、魚介類、土壌などに広く分布しており、以下のような特徴があります。 加熱をしても、芽胞という殻を作って生き残る性質がある 他の食中毒菌に比べて、高めの温度(45度)で最も増殖する 空気がない方がよく増殖する 他の食中毒に比べて増えるスピードが速い (食品が45℃ならば、菌数は10分間で倍に。菌にとって条件が良ければ7分台で2倍になり、計算上は細菌1個が2時間半で約100万個なる。) 食品1gあたり10万個以上、菌数で100万個以上を摂取すると発症する 腸管内で毒素(テトロドトキシン)を生成する ■食中毒

このコンテンツはサイト会員限定のコンテンツです。
会員の方はログインしてください。

既存ユーザのログイン
   

Categorised in: