2024年4月16日 11:41 am
給食業務では常に新しい問題が起きます。監査や医師からの指摘があったり、法制度が改正されたりして、業務の見直しを強いられることがあります。アレルギー事故や誤嚥でヒヤリとしたこともあるでしょう。食材の欠品、納品の遅れ、傷み、保護者からのクレーム、怪我、食中毒、インフルエンザによる配食数のずれ、調理ミス、配膳ミスなど多様な領域の問題が発生します。今月はそうした緊急事態に対処するための組織的な情報収集やコミュニケーション方法について考えます。 問題解決を強く意識した実践 組織は問題に対処し続けなければなりません。組織には目標があります。目標は組織の成長や社会の変化で常に変わっていきます。目標と現状とは常にギャップが存在します。言い換えれば、問題を見つけて対処し続けることが組織に与えられた課題となります。   問題が発生したときにはコミュニケーションを行います。そのとき順を追って詳しく説明していると話が長くなってしまいがちです。話し合っているうちに問題がずれてきてしまうこともあります。最適な解決方法を選ぶために状況をできるだけ簡潔にうまく整理して説明する必要があります。   今回ご

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