2022年3月12日 10:00 am
今日は、卵アレルギーに関係する「卵殻カルシウム」についてです。   ■卵殻カルシウムとは 卵殻カルシウムとは、食感の改善やカルシウム補給の目的で、子ども向けの食品やお菓子に用いられる食品添加物です。   卵殻カルシウムは、卵の殻を砕いて粉末状に加工したものなので、関係するアレルゲンは、もちろん「卵」です。その処理の違いにより「焼成」と「未焼成」があります。   「焼成」は、高温で処理するため、たんぱく質の残留がなく、科学的な研究により「抗原性が低い」という報告があります。   近年、専門家向けのガイドラインでは「卵殻カルシウムは焼成、未焼成ともに摂取可能」と示されています。よほど重篤な症状以外では、生活管理指導表の卵殻カルシウムの欄に〇がつくことはありません。

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