2021年6月15日 11:28 am
   「子どもの噛む力をつけさせるために、何を食べさせたらいいですか」。わんぱく子どもの食事研究所への、問い合わせが多い内容の一つです。    「なぜ噛むことばかりに固執するのでしょうか。そんなに噛むことが大事ですか」とは、歯科医師の綾野理加先生。先生が得意とされている「食べる機能」に着目することで、私たちがいかに「“噛むことでおいしくなる”という考えにとらわれている」かに気づかされます。    子どもたちの「食べる機能」の発達を知り、実際に子どもたちの様子を確認しながら、食事内容や与え方を考える。成長に合わせて、食べる意欲を引き出し、おいしさが感じられる献立作りを進めていきたいです。(わんぱく子どもの食事研究所所長・佐橋ゆかり)   佐橋  子どもたちの「食べる機能」の発達を知り、実際に子どもたちの様子を確認しながら、食事内容や与え方を考える。成長に合わせて、食べる意欲を引き出し、おいしさが感じられる献立作りを進めていきたいです。  「わんぱく子どもの食事研究所」では、子どもの健康増進に役立つ情報を発信したいと考えています。先日、綾野先生の「食べる機能」に関する講演を聞き、咀嚼に関して知らないことが多く、園で給食に関わる多くの人にも伝えたいと感じました。   綾野先生  どこへ行っても、「どうやったら上手に噛めるようになりますか」「何回噛んだらいいですか」や、「噛む力をつけさせるために、何を食べさせたらいいですか」といった質問ばかりを受けます。噛むことがそんなに大事でしょうか。  何のために噛むかというと、ごはんを食べるだけのこと。ヨーグルトは、リンゴやナタデココが入っていなかったら飲みますよね。噛まなくていい。食べ物の硬さに応じて、口の動かし方が変わるわけです。噛むことで、形があるものを砕いて、砕いたものが唾液の中に混じって、味物質が唾液に溶け込んで、ベロのひだひだの奥にある味蕾(みらい)細胞を刺激して、おいしい味が分かる

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