2026年3月30日 7:29 am

2026年4月に出荷される野菜について、農林水産省が主産地などから聞き取りを行った「生育状況及び価格の見通し」をお伝えします。

※対象は東京中央卸売市場に出荷される野菜

■今後の生育、出荷及び価格の見通し

品目 4月価格 生育状況と出荷の見通し 今後の全体的な出荷数量の見通し 主産地
だいこん 千葉県産は低温の影響で生育が緩慢になっているが、出荷数量への大きな影響はみられない。神奈川県産は少雨と低温の影響により歩留まりの低下がみられたが、回復傾向にある。 平年並みで推移する見込み 千葉53%
神奈川44%
にんじん やや高値 徳島県産の生育は順調。千葉県産は葉枯れによる収穫作業の停滞がみられる。鹿児島県産は乾燥と霜の影響で生育不良。月半ばから徳島県産の出荷増加が見込まれるが、全体としてはやや平年を下回る見込み。 やや平年を下回る見込み 徳島52%
千葉22%
鹿児島10%
はくさい 【前半】→
【後半】やや高値
定植時期の高温の影響により小玉傾向。1月以降の低温と少雨で肥大が鈍化。3月中旬以降は茨城県産の出荷数量が減少する見込み。4月初旬は若干の端境期に。 【前半】平年並みで推移
【後半】やや平年を下回る見込み
茨城67%
群馬13%
キャベツ やや高値 少雨と低温の影響により小玉傾向。愛知県産・千葉県産は4月以降に少雨の影響で出荷数量が減少する可能性がある。神奈川県産の春物は生育が後ろ倒しで推移しており、4月の出荷への影響が懸念される。 やや平年を下回る見込み 愛知52%
千葉25%
神奈川20%
ほうれんそう 主産地の生育は概ね順調 平年並みで推移する見込み 茨城50%
群馬34%
ねぎ 少雨と低温の影響により細物傾向だが、出荷数量に大きな影響はみられない。4月以降は春作に切り替わるが、定植時期の少雨により生育は後ろ倒し。 平年並みで推移する見込み 千葉36%
茨城18%
埼玉18%
レタス 茨城県産中心の出荷に切り替わり、3月中旬以降に本格的に増量する見込み。4月は安定した出荷が期待できる。 平年並みで推移する見込み 茨城51%
静岡15%
きゅうり 主産地の生育は概ね順調 平年並みで推移する見込み 群馬26%
宮崎24%
千葉14%
埼玉13%
なす 主産地の生育は概ね順調 平年並みで推移する見込み 高知58%
福岡23%
トマト 主産地の生育は概ね順調 平年並みで推移する見込み 熊本29%
栃木27%
愛知14%
ピーマン 主産地の生育は概ね順調 平年並みで推移する見込み 茨城38%
宮崎34%
ばれいしょ 高値 北海道産は夏季の高温・干ばつの影響により小玉傾向。春先までの供給を確保するために計画的に出荷を行っている。鹿児島県産も寒波の影響で小玉傾向。 平年を下回る見込み 北海道62%
鹿児島37%
さといも やや高値 埼玉県産の生育は概ね順調。新潟県産は定植時期の長雨の影響で作付けができなかったほ場があり、出荷数量は少なくなる見込み。 平年をやや下回る見込み 埼玉60%
新潟13%
たまねぎ 高値 北海道産は夏季の高温・干ばつの影響により小玉傾向。計画的に出荷を行っているが、春先の需給は引き続きひっ迫。静岡県産の生育は概ね順調。 平年を下回る見込み 北海道69%
静岡13%
ブロッコリー 主産地の生育は概ね順調 平年並みで推移する見込み 香川32%
熊本21%
愛知20%
  • 価格の「→」は、「平年並みで推移する」ことを示す。
  • 価格の「平年並み」とは、平年(過去5か年平均)との比率が90%以上、110%以下であることを示している。
  • 主産地の「%」は、昨年同月の入荷シェア率

参考:東京都中央卸売市場における指定野菜の価格における平年比
青果卸売市場調査

■今月の注目は、ブロッコリー!

4月は春野菜が出回り始める季節です。ブロッコリーは今月も平年並みの価格で安定して出荷される見込みです。
給食でも使いやすい食材の一つで、ビタミンCや食物繊維が豊富。子どもたちの体づくりを応援する旬の野菜として、今月のレシピにぜひ取り入れてみてください。

〈ブロッコリーのおかか和え〉

  • ブロッコリー15g
  • にんじん10g
  • かつお節 適宜
  • 塩 適宜
  1. ブロッコリーを小房にわけ、塩を適宜加えてゆでる。
  2. にんじんを細切りにしてゆでる。
  3. 1、2にかつお節を加えて混ぜ、塩で味を調える。

かつお節の旨味と塩味がブロッコリーの甘さを引き立てます。シンプルな味付けながら、にんじんの細切りが彩りと食感をプラスし、どんな献立にもよく合う一品です。しょうゆで和えてもおいしくいただけます。

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