2023年2月7日 2:28 pm
2023年2月に出荷される野菜について、農林水産省が主産地などから聞き取りを行った「生育状況及び価格の見通し」をお伝えします。
※対象は東京中央卸売市場に出荷される野菜
■今後の生育、出荷及び価格の見通し
品目 | 2月価格平年比 | 今後の生育・出荷の見通し | 主産地 | |
前半 | 後半 | |||
だいこん | 高値 | → | 前半:1月下旬の低温の影響により収穫の遅れや生育遅延が発生・出荷数量は平年を下回る見込み 後半:気温の上昇とともに生育が回復・十分な出荷数量となる見込み |
神奈川52% 千葉36% |
にんじん | → | → | 生育が順調・出荷数量は平年並みで推移する見込み | 千葉74% |
はくさい | → | → | 1月下旬の低温により生育が遅延傾向・大幅な出荷数量の減少は見込まれず平年並みで推移する見込み | 茨城83% |
キャベツ | → | → | 12月中下旬及び1月下旬の低温等により生育が遅延傾向・大幅な出荷数量の減少は見込まれず平年並みで推移する見込み | 愛知63% 千葉23% |
ほうれんそう | → | 安値 | 前半:1月下旬の低温の影響により生育が遅延・大幅な出荷数量の減少は見込まれず平年並みで推移する見込み 後半:気温の上昇とともに生育が回復・潤沢な出荷数量が見込まれる |
茨城40% 群馬31% 埼玉10% |
ねぎ | → | → | 生育が順調・出荷数量は平年並みで推移する見込み | 千葉33% 埼玉22% 茨城14% |
レタス | → | → | 生育が順調・出荷数量は平年並みで推移する見込み | 静岡30% 長崎16% 茨城15% |
きゅうり | 高値 | → | 前半:12月下旬及び1月下旬の低温等の影響により生育が遅延・出荷数量は平年を下回る見込み 後半:気温の上昇とともに生育が回復・十分な出荷数量となる見込み |
宮崎33% 千葉18% 群馬18% |
なす | 高値 | → | 前半:12月下旬及び1月下旬の低温等の影響により生育が遅延・出荷数量は平年を下回る見込み 後半:気温の上昇とともに生育が回復・十分な出荷数量となる見込み |
高知58% 福岡20% 熊本13% |
トマト | → | → | 1月下旬の低温により生育が遅延傾向・大幅な出荷数量の減少は見込まれず平年並みで推移する見込み | 熊本33% 栃木24% 愛知14% |
ピーマン | 高値 | → | 前半:12月下旬及び1月下旬の低温等の影響により生育が遅延・出荷数量は平年を下回る見込み 後半:気温の上昇とともに生育が回復・十分な出荷数量となる見込み |
宮崎41% 茨城21% 高知16% |
ばれいしょ | → | → | 収穫及び貯蔵が完了している・出荷数量は平年並みで推移する見込み | 北海道63% 鹿児島33% |
さといも | → | → | 生育が順調・出荷数量は平年並みで推移する見込み | 埼玉49% 愛媛16% |
たまねぎ | → | → | 収穫及び貯蔵が完了している・出荷数量は平年並みで推移する見込み | 北海道75% 静岡16% |
*平均価格の「→」は「平年並みで推移する」ことを示す。
*「平年並み」とは、平年(直近5か年平均)との比率が80%以上、120%未満であることを示している。
参考:東京中央卸売市場における指定野菜の価格における平年比
青果卸売市場調査
■おすすめは、ほうれんそう!
ほうれんそうは、2月後半に安価傾向となる見込みです。
今回は、ほうれんそうを使ったもう一品を紹介します。
ほうれん草と油揚げのお浸し
- ほうれんそう 35g
- にんじん 10g
- 油揚げ 2g
- かつお・昆布だし汁 10g
- しょうゆ 1g
- みりん 1g
- ほうれんそうを2cmに切ってゆでる。
- にんじんを細切りにしてゆでる。
- 油揚げを細かく切る。
- だし汁、しょうゆ、みりんを合わせて、油揚げを煮る。
- 1、2、4を合わせて混ぜる。