2026年10月2日 6:08 pm
2026年10月に出荷される野菜について、農林水産省が主産地などから聞き取りを行った「生育状況及び価格の見通し」をお伝えします。
※対象は東京中央卸売市場に出荷される野菜
■今後の生育、出荷及び価格の見通し
| 品目 | 10月価格 | 生育状況と出荷の見通し | 今後の全体的な出荷数量の見通し | 主産地 |
|---|---|---|---|---|
| だいこん | 【前半】→ 【後半】やや高値 |
北海道産・青森県産中心の出荷。10月後半から千葉県産の出荷が増加するが、長雨と日照不足により定植作業や生育の遅れが発生している。10月前半の出荷数量・価格は平年並みで推移し、10月後半の出荷数量は平年を下回り、価格はやや平年を上回って推移する見込み。 | 【前半】平年並みで推移 【後半】平年を下回る見込み |
青森36% 北海道30% 千葉21% |
| にんじん | → | 主産地の生育は概ね順調であり、10月の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。 | 平年並みで推移する見込み | 北海道95% |
| はくさい | 高値 | 長野県産は9月の長雨と日照不足により生育不良や歩留まりの低下がみられ、10月の出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回って推移する見込み。 | 平年を下回る見込み | 長野87% 茨城7% |
| キャベツ | 【前半】→ 【後半】やや高値 |
群馬県産は日照不足と低温により生育の遅れがみられ小玉傾向。岩手県産の生育は概ね順調。後段産地の千葉県産は長雨により生育不良や遅れがみられる。10月前半の出荷数量・価格は平年並みで推移し、10月後半の出荷数量は平年を下回り、価格はやや平年を上回って推移する見込み。 | 【前半】平年並みで推移 【後半】平年を下回る見込み |
群馬69% 岩手12% 千葉7% |
| ほうれんそう | やや高値 | 主産地において長雨と日照不足により播種や生育の遅れがみられ、10月の出荷数量は平年を下回り、価格はやや平年を上回って推移する見込み。 | 平年を下回る見込み | 群馬61% 茨城17% 栃木14% |
| ねぎ | → | 主産地の生育は概ね順調であり、10月の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。 | 平年並みで推移する見込み | 秋田23% 北海道20% 青森19% 茨城6% |
| ブロッコリー | やや高値 | 北海道産・長野県産中心の出荷。主産地では長雨により生育が遅れており、10月の出荷数量は平年を下回り、価格はやや平年を上回って推移する見込み。 | 平年を下回る見込み | 北海道59% 長野17% 埼玉7% |
| レタス | 高値 | 長野県産中心から茨城県産中心の出荷へと切り替わる。長野・群馬・茨城の各産地でいずれも9月の長雨と日照不足により生育不良や歩留まりの低下がみられる。全体として、10月の出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回って推移する見込み。 | 平年を下回る見込み | 茨城57% 長野27% 群馬12% |
| きゅうり | やや高値 | 主産地において9月の日照不足と低温により果実肥大の遅れが発生しており、出荷終盤の産地では樹勢の低下から切り上がりが早まることが懸念される。全体として、10月の出荷数量は平年を下回り、価格はやや平年を上回って推移する見込み。 | 平年を下回る見込み | 群馬30% 埼玉21% 福島12% 茨城8% |
| なす | やや高値 | 関東産中心から高知県産中心の出荷へと切り替わる。関東産は9月の長雨と日照不足により樹勢の低下・着果数の減少がみられる。高知県産も日照不足により生育の遅れが懸念される。全体として、10月の出荷数量は平年を下回り、価格はやや平年を上回って推移する見込み。 | 平年を下回る見込み | 高知32% 群馬26% 栃木14% 茨城13% |
| トマト | やや高値 | 千葉県産中心の出荷。10月後半から熊本県産の出荷が徐々に増加する。東北・関東産は9月の日照不足により着色の遅れや着果数の減少が懸念される。熊本県産の生育は概ね順調。全体として、10月の出荷数量は平年を下回り、価格はやや平年を上回って推移する見込み。 | 平年を下回る見込み | 千葉18% 福島15% 北海道14% 熊本9% |
| ピーマン | 高値 | 主産地において9月の長雨と日照不足により着果数の減少や果実肥大の遅れが発生している。10月の出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回って推移する見込み。 | 平年を下回る見込み | 茨城49% 岩手27% 青森6% |
| ばれいしょ | 安値 | 北海道産中心の出荷。主産地の生育は概ね順調であり、大玉傾向。10月の出荷数量は平年を上回り、価格は平年を下回って推移する見込み。 | 平年を上回る見込み | 北海道99% |
| さといも | → | 埼玉県産・千葉県産中心の出荷。主産地の生育は概ね順調であり、長雨の影響で収穫作業の遅れがみられるが、10月の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。 | 平年並みで推移する見込み | 埼玉70% 千葉14% |
| たまねぎ | 安値 | 北海道産中心の出荷。主産地の生育は概ね順調であり、大玉傾向。10月の出荷数量は平年を上回り、価格は平年を下回って推移する見込み。 | 平年を上回る見込み | 北海道90% |
*価格の「→」は、「平年並みで推移する」ことを示す。
*価格の「平年並み」とは、平年(過去5か年平均)との比率が90%以上、110%以下であることを示している。
*主産地の「%」は、昨年同月の入荷シェア率
参考:東京都中央卸売市場における指定野菜の価格における平年比
青果卸売市場調査
■今月の注目は、ばれいしょ(じゃがいも)!
10月は北海道産のじゃがいもが大玉で豊富に出回り、価格は平年を下回る安値傾向の見込みです。今月は高値野菜が多い中で、じゃがいも・たまねぎ・にんじん・キャベツをたっぷり使った豆乳ポトフがおすすめです。豆乳のやさしいコクがからまり、野菜の甘みが引き立ちます。アレルギー対応として、コンソメは卵・乳・小麦不使用のものをお選びください。

〈豆乳ポトフ〉
※分量は4人前
- 鶏もも肉 100g
- じゃがいも 小2個(約120g)
- たまねぎ 1/2個(約120g)
- キャベツ 1/8個(約120g)
- にんじん 1/3本(約60g)
- 水 1カップ(200ml)
- 洋風だしの素 小さじ1
- 豆乳 3/4カップ(160ml)
- 食塩 少量
- 鶏肉を食べやすく切る。
- じゃがいも、たまねぎ、キャベツ、にんじんを大きめに切る。
- 水、コンソメで鶏肉、野菜を煮る。
- 野菜がやわらかくなったら、豆乳を加えて、塩で味を調える。
※コンソメは卵・乳・小麦を使用していないものを使います。
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