2016年9月14日
内容 | 毎日の仕事に少し食育の視点を加えるだけで、給食は身近な“食育ツール”に早変わり 堤ちはる先生 |
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講師 | 堤 ちはる 氏 |
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会場 | きゅりあん 品川区立総合区民会館(小ホール) | ||
参加人数 | 250名 | 主催 | 株式会社アドム |
9月14日に開催したアドム給食セミナーでは、厚生労働省のガイドラインの策定委員を務める相模女子大学の堤ちはる先生から「食育」についてご講演いただきました。
今回のセミナーでは、健康増進について、ひとつひとつの生きた実例で健康増進を具体的に学ぶことができたと思います。
親の行動を変えるには、批判ばかりしていてもはじまりません。親が日ごろから感じている悩みだけではなく楽しみにも共感できるような寄り添い方が必要です。
子どもたちの生活の理解するために、厨房を超えたところで活動していくことの重要さを学べました。
今回は、みなさんから事前に質問を頂きました。
他の園の悩みを聞き、問題を共有できたことでより主体的に学べたようです。
<参加者の方のコメント>
- 仕事に対するモチベーションがあがりました。
- 他の園の質問が自園の問題にあてはまり、とても勉強になった。
- とても楽しく聞かせていただきました。具体例もありわかりやすかった。
- 保護者へのアプローチに力を入れていきたいです。
- 子どもの発達に応じた食事の内容について改めて理解を深めることができました。
- 栄養士も親を大切にしながら、一緒に話せる場を作っていきたいです。
- 日々の給食時間を大切にしたいと思いました。
- 人間性豊かな先生のお話、とても参考になりました。
- 子どもや保護者への具体的な話し方など、とても参考になりました。
堤先生の講演終了後は、アレルギー対応食品の紹介を行いました。
みんなが一緒に食べることができる給食の回数を増やすことができれば、アレルギー事故を防ぐことができます。
そのためには、アレルギーの原因食品である「卵・乳・小麦」を含まない食品を使用することが重要!
参加者のみなさんの関心度はとても高く、試食しながら製品の安全性などについての説明に熱心に聞き入っていました。
- 日本ハムの「丸パン」→米粉
- 日東ベスト「お米のタルト」
- 高浜授産所「ぱりまる」→大豆せんべい
- 伊那食品工場「糸かんてん」
<参加者の方のコメント>
- 米粉を使ったパンはとてもおいしかったです。
- 米粉のタルトは園では手作りできないのでお誕生会に使いたいです。
- 大豆粉のせんべいは添加物ないのがよいと思います。
- 子どもたちはつるつるしたものが好きなので糸寒天早速使ってみます。
- ゼラチンアレルギーの子がいるので寒天は貴重な食材です。
- 米粉のパンはすぐにでも園で取り入れたいです。
- 試食ができたのがとてもよかったです。
- これからもいろんな食品を紹介してほしい。
今回も180名の方にご参加いただき、とても有意義なセミナーとなりました。
ご講演いただきました堤ちはる先生、ありがとうございました。
(最後まで熱心に堤先生にご質問されていた参加者様と一緒に・・)
製品についてプロジェクターを使って詳しく説明していただきました日本ハムの長嶋様、ありがとうございました。
(個別に日本ハムの米粉パンについて質問する参加者の様子)
また、試食品をご提供いただきました日東ベスト様、伊那即品工業様、ご協力ありがとうございました。